「例」ならば二つ三つで事足りるのは分かっています。またくせがでました。せっかく調べたからと、その結果をすべてさらけ出す悪いくせが。ただ調べたお陰で、今回の規則にはほぼ例外なしと分かりました。
色の名前は中性名詞
- Rot {n}:赤(加法混合による光の三原色のひとつ)
- Grün {n}:緑( 〃 )
- Blau {n}:青( 〃 )
- Cyan {n}:シアン(減法混合による色材の三原色のひとつ)
- Magenta {n}:マゼンタ( 〃 )
- Gelb {n}:黄( 〃 )
- Schwarz {n}:黒
- Weiß {n}:白
- Grau {n}:灰色
- Braun {n}:茶色
- Violett {n}:紫
- Rosa {n}:ピンク,薔薇色(ばらいろ),淡紅色(たんこうしょく)
- Ekrü {n}:生成色(きなり色)
- Fuchsin {n}:フクシン
例外:
- Purpur {m}:深紅色(しんこうしょく)
- 調べた限り唯一の例外
- (恥をさらせば、中性名詞と思っていました)
物で形容する色は最後に「~farbe {f}」が付くので女性名詞
- Kirschfarbe {f}:桜色 {f})
- Elfenbeinfarbe {f}:象牙色,アイボリー
- Rostfarbe {f}:錆色(さびいろ)
物自体で直接示す色はその名詞の性に従う
- Flammruß {m}:煤色(すすいろ),ランプブラック
- Azur {m}:空色 ← 瑠璃(るり)
- Olive {f}:オリーブ色
その名詞の性に従わないこともある
- Orange {n}:橙色(だいだいいろ),オレンジ(色)
- ただし「Orange {f}:オレンジ(野菜果物)」
- Beige {n}:ベージュ
- ただし「Beige {f}:堆積」
- Lila {n}:藤色
- ただし「Lila {m}:ライラック」
- Türkis {n}:水色
- ただし「Türkis {m}:トルコ石」
- Lavendel {n}:ラベンダー(色)
- ただし「Lavendel {m}:ラベンダー(植物)」
(この稿、続く)